インプラント

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88.インプラント―近代から現代にかけて

約40年前に発明された近代インプラントは、歯科を起源として、医療全体にその可能性を拡げようとしています。失われた歯の代わりに人工の歯が機能し、長期的に安定するとはとても考えられないことでした。従来の常識ではあり得ないことであり、歯科医師にさえ信じてもらえない時代もありました。近代テクノロジーの発達は、今まで不可能だと思われていたことを可能にしてきました。科学が発展し、高度になればなるほど、その分野の専門家以外にはわかりにくくなってきています。歯科医療の新しい流れともいえる、インプラント治療も例外ではありません。理論と結果の積み重ねによって、着実に現在のインプラント学が形成されていきました。そして、今まで明確になったインプラントの理論に忠実に行えば、高い確率で入れ歯の悩みから解放される時代になりました。これは事実です。しかし、それでも100%ではありません。人間の行うことに100%はあり得ません。また、全身や口の状態から、インプラントに適さない患者さんがいるのも事実です。正確で適切な情報をつかみ、自分に適した歯科医師を選ぶことが大切でしょう。

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