6.インプラント治療の過程

インプラントの治療で大切なポイントがいくつかありますが、その中の１つに『治療を受ける前にしっかりと相談し、納得した上でインプラント治療をする』ということがあげられます。歯科医師にあなたの希望をきちんと伝えてください。そして、歯科医師はあなたの全身状態の問診、口腔(こうくう)内の状態をみます。歯科用レントゲンを撮影し－あるいはＣＴ撮影が必要な場合もあります－インプラント治療をすることができるかどうか診断します。次いで、診断結果を参考に治療計画を立てます。歯科医師と具体的な治療内容について、話し合います。あなたは十分に説明を受けて、納得することが大変重要です。色々と不安に感じていることがあれば、この時点で解消しておくと良いでしょう。カウンセリングをしっかりと行い、レントゲンや口腔内の写真撮影などによる診断後に、治療に関する方針・計画を説明し、治療方針が決定されると、即、治療という訳ではありません。インプラント治療に入る前に、必要な処置があります。それは、歯周病治療やカリエス（虫歯）治療など、残っている歯の治療を行います。また、骨の造成等を行う場合があります。インプラントの治療は、今すぐにでも始めるというわけではありません。安心して治療を受けてもらうために、実際にインプラント治療に入るまでには、さまざまな過程が必要なのです。

»7.インプラントの短所

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