インプラント

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81.もっと知りたいワンポイントインプラント―歯のありがたみ

インプラントを初めとする患者さんを診ていて感じることですが、どの患者さんも、誰でも歯が抜けてしまったら、「再びよみがえれば」と願っています。一本でも歯を失ってみて、初めて歯の有りがたみがわかり、歯のない不自由さを嘆くのです。患者さんの中には、次のような質問をしてくる人もいます。「入れ歯は付けたり、外するのが面倒なので、何か良い方法はないですか?例えば、私の奥歯に歯の目を植えて、それも眠っている間に、水をまくとにょきにょきと歯が生えてくるのはどうでしょうか?こんなことはできないでしょうか?できると嬉しいですね。人工衛星が飛ぶ時代なので、できないこともないと思うのですが・・・ 」患者さんの希望通りにできるのが、今の歯科医療です。もちろん、歯がにょきにょき生えてくるわけではありませんが、歯の移植という技法があります。歯の移植は自分の親知らずを抜いて、虫歯で使えなくなった歯を抜いた場所に移植する方法です。すでに、社会保険も認められ、学問的にも理論づけられており、臨床的に応用される一定の評価が与えられています。しかし、歯の移植は応用範囲が狭く、年齢制限もあります。

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