インプラント

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39.インプラントと入れ歯の歴史

古代ギリシャやフェニキアでは、権力者が奴隷や部下の歯を抜いて自分の顎(あご)に埋め込んだという記録があります。当時がかなり野蛮な時代であったことが、容易に推測されます。古代ギリシャには、近代医学の始祖と言われるヒポクラテスがいました。彼は歯科治療にも造詣が深く、歯の埋め込みもしていたのではないとも言われています。古い時代のインプラントは、手術の技術が未熟であり、材料が良くないなど、不具合も多かったと見られています。このため、もっと簡単にできる入れ歯が幅を利かせるようになったと、推測されています。メソポタミア以来、5000年以上、抜けた歯をどのようにすれば良いかという試行錯誤が行われてきたが、インプラントは入れ歯とともに、主役の座を占めてきました。そのうちに入れ歯が一番の座を占めていましたが、近年の歯科技術の向上により、徐々にインプラントが見直されてきたのです。近代工業の技術力を背景に、大きく発展したのが、19世紀末になってからのことでした。インプラントと入れ歯には、古代以来の知られざる、大きな歴史があったのです。

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