インプラント

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72.歯を失ってしまったら-さまざまな治療方法念

歯を失ってしまった場合、さまざまな治療方法を選択することができます。1~2本程度の歯を失ってしまった場合には、ブリッジかインプラントが用いられます。ブリッジは両側の健康な歯を削り、土台にして橋渡しのような状態で歯を作ります。健康な歯を傷つけることなく最も自然に近いのはインプラントによる治療となります。多くの歯を失ってしまった場合には、義歯と呼ばれる入れ歯を入れるケースが多いでしょう。歯が全くない場合の総義歯と少し歯が残っている場合の部分義歯とがあり、部分義歯には残った歯に義歯を固定するための留め金(クラスプ)が付いています。現在では技術の向上により、全ての歯が無い方でも、インプラントでお口の中の健康を取り戻すこともできます。歯科治療に用いられる材料は、従来は高カラット金合金が最良とされていましたが、金属アレルギーやガルバニ電流の害が明らかになるにつれて、ハイブリッドやセラミック等のノンメタル医療が普及してきています。しかし、金属には「薄くて強い」という長所があり、チタンには「がんを抑制する」という効果があります。体質や口の状態に合わせて、患者さんにとって最適の材料を選択する時代に入ったと言えるでしょう。

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