インプラント

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66.インプラントと虫歯 その1

インプラントは虫歯にはなりませんが、残った歯を守りかみ合わせのバランスをとるためには虫歯の適切な治療と予防が大切です。それは結果的にインプラントの長持ちにも通じることになります。歯は、虫歯菌(ミュースタン菌)の酸によって溶かされ、唾液によって修復されます。私たちの口の中では、毎日これが繰り返されています。溶かす力よりも修復力の方が強ければ歯は健全に保たれますが、逆の場合には虫歯が進行してしまいます。虫歯の穴は内部に広がる傾向があり、いったん虫歯の穴ができると修復力は期待できません。歯の溝に色が着き、歯の表面が白濁してしまうようなケースでは、歯のクリーニング、レーザー、シーラント、キシリトール、虫歯菌の除去等で歯を溶かす力を減らし、修復力を上げます。エナメル質までの虫歯で、痛みはなく気付かない場合は、1~2回で終了します。この場合、虫歯を取って詰め物をします。プラスチックやセメントで詰めれば、光照射で固まるので1回で終わります。虫歯が大きい場合は金属やセラミックを使って詰めるので、型取りと装着の2回かかります。例えば、象牙質まで虫歯が進行すると冷たいものや甘いものがしみて、時々痛むようになります。歯科治療は1回目に虫歯を取って型を取り、2回目に技工士が作った人工の歯を装着します。

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