50.日本人に合わせたインプラント治療

日本人は、アメリカ人の体格のよさ、パワーに憧れ、肉食を良しとしてきました。しかし、その結果、どのようなことが起きたかと言うと、がんをはじめとする生活習慣病が増加したのです。逆にアメリカでは、日本食ブームが続いています。日本食は健康的であるので、進歩的なアメリカ人は、進んで日本食を食べているのです。食事を変えて、がんが減ったというのです。アメリカを何でもお手本にするのではなく、日本人の特質を知り、日本の文化、風習に相応のプライドが持てるようになれば、日本はもっと素敵な国になるかもしれません。そのように感じるのは、歯科医療も、日本の特質に合ったものが必要であると感じるからです。日本人に合った日本製のインプラントが必要であるという考えが、もっと広まっていくと、誇張を恐れずに言えば、インプラントにより、新しい人生を発見する患者さんがもっと増えていくことでしょう。日本人向けのプラント・インプラント開発には、さまざまな人の協力がありました。これも世界一と言われる、日本の精密技術の進歩が合ってこそ、初めて成り立ったものなのです。今後、もっと多くの患者さんがプラント・インプラントにより、救われることでしょう。

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