インプラント

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34.インプラントの効果 その6 ミネラルバランス

歯がなくなってしまうと、老化が進む原因の一つに、からだの骨の量が減るからだという指摘があります。総入れ歯の人は、全部歯が残っている人に比べて、骨の量が圧倒的に少ないのです。そのことは、からだのミネラルバランスを狂わせる原因になると考えられています。例えば、からだのカルシウムのうち、99%は骨に、1%は血液中に含まれます。骨はカルシウムにとって、銀行のような役割を果たします。血液中にカルシウムが不足すると溶け出して、バランスを調整します。それによって、筋肉活動、ホルモン分泌、免疫反応などが保たれています。骨が少なくなると、このような作用に支障が出てしまうので、老化が一気に進行します。骨格バランスや骨折予防の点からも、まさに骨は「健康の骨組」たる存在なのです。とりわけ閉経期以後の女性は、ホルモンの変化により骨の量が減少しがちで、骨粗しょう症はその典型例です。インプラントのメリットの一つが、骨の量を安定させることです。歯ぐきやあごの骨だけでなく、からだ全体の骨の量を安定させると言われています。もちろん、よく噛んで、からだを動かし、活発に活動することも忘れてはなりません。

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